2012年5月 1日 (火)

2012年4月の読書まとめ

4月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2794ページ
ナイス数:26ナイス

忍び秘伝忍び秘伝
文章は格調高く、読ませる。前作忍び外伝と比較すると伝奇的要素にさらに磨きがかかっている。  物語のラストも分かりやすくまとまった。真田昌幸のファンとしても楽しめた。でも忍びは、なぜ忍びなのかというような、メッセージはあまりなかったなあ。
読了日:04月29日 著者:乾 緑郎
二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
アメリカ人作家のミステリーを読むのは、何年ぶりだろうか? というくらい読んでなかったが、通勤電車の往復だけで読み終わった。  売れない小説家の私小説か?という始まりにちょっと退屈だったけど、いきなりサイコキラーとの契約が始まり「過去の事件に迫るのか」0と思ったらいきなり……って書きすぎかなあ……。エチケット違反と言われないようにこれくらいにしとこ。  連載小説家が原題(Seralist)だがと二流小説家というはちょっと違うような気はするが、連載小説の吉川英治の「三国志」のように飽きない展開で、事件ももりだ
読了日:04月26日 著者:デイヴィッド・ゴードン
宇宙で最初の星はどうやって生まれたのか (宝島社新書)宇宙で最初の星はどうやって生まれたのか (宝島社新書)
とかく難しい宇宙物理学の本というよりは、科学エッセイのようで読みやすかった。しれっと、自分の研究が地道な積み重ねでしんどかったが当時は、没頭していたという下りなどは、学者の世界の本音を垣間見た。宇宙の物質の96パーセントの解明はまだ出来ていないダークマターという物質があるらしい。最初の星は宇宙誕生から約  年後起こり、そこから現在の宇宙のはれあがりが起こった。まあ読んで見てください。
読了日:04月19日 著者:吉田 直紀
うつ病の脳科学―精神科医療の未来を切り拓く (幻冬舎新書)うつ病の脳科学―精神科医療の未来を切り拓く (幻冬舎新書)
タブーを恐れない記述。精神障害は、廣井意味での疾患(disorder)であり、本来疾患(disease)に分類すべきなのに、mental disorder=精神障害と訳されたため、知的障害(intellectual disability)身体障害(physical disabililty)と並ぶ三大障害として疾患の治療という側面より、保護と予防の対象とされてきたという指摘やら東大病院は学園紛争の影響が1994年まで残っていたとか ちょこちょこ社会的視点をいれながら、精神の臓器としての脳を自然科学的に解明す
読了日:04月18日 著者:加藤 忠史
『このミステリーがすごい!』大賞10周年記念 10分間ミステリー (宝島SUGOI文庫)『このミステリーがすごい!』大賞10周年記念 10分間ミステリー (宝島SUGOI文庫)
楽しめた。この作家を他の読もうかという発見があった。改めて星新一は偉大だと思ったが、短くかつ読ませるというのは難しいのだろなあ。個人的には、乾さんの独特の感性に惹かれます。なんかぞくっとするのもいいもんです。
読了日:04月12日 著者:『このミステリーがすごい!』大賞編集部 編
在日一世の記憶  (集英社新書)在日一世の記憶 (集英社新書)
 少しずつ、一人ずつ、一週間に5ページとか一ヶ月にひとりといったペースで約5年かかって読み終えました。この本は是非読んでほしいです。昔話は結構などといわず、日本人でも同じだと思うけど在日(朝鮮籍となった元日本人も)の方々の人生を見れば、決して日韓の歴史が強制連行だけで無いことも分かるし、強制連行された人もいること分かる。総連だけでなく、民団だけでもない。イデオロギーではなく生身の人間の歴史から、世界にどうか関わるのか自分の頭で考えたい。
読了日:04月08日 著者:小熊 英二,姜尚中
池上彰の新聞勉強術池上彰の新聞勉強術
参考になることはたくさんありました。新聞のうんちくも所々にあるので、勉強になりました。(新聞はどこに重要ニュースを配置するのかとか、記者クラブの沿革とか知りました)複数の新聞を読むというのも賛成ですが、テレビでこどもニュースを見るときと同じく、単純かしてしまう傾向はあるように思います。
読了日:04月06日 著者:池上 彰
忍び外伝忍び外伝
完全なる首長竜とほぼ同時期なのですかね。このミスの2011年版を読んで文体に惹かれたのですが、ニンジャの文献も参考にした重厚な歴史小説かと思わせるような始まりから、半村良のような伝奇小説?本能寺の変をめぐる歴史ミステリー?ときて、最後は、やっぱり胡蝶の夢?それとも多元宇宙?とめまぐるしいけどニンジャのうんちくいっぱいで、楽しめました。こちらは続編があるので、また楽しもう。
読了日:04月03日 著者:乾 緑郎

2012年4月の読書メーターまとめ詳細
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2012年4月15日 (日)

三月の読書まとめ

相変わらず読んだ本の一言感想集

3月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:2024ページ
ナイス数:10ナイス

完全なる首長竜の日完全なる首長竜の日
胡蝶の夢というテーマは、いろいろな分野で触れるけど、この本は、幼い時の抗えない様な気持や、後悔、自己嫌悪などがまいなぜになった女流漫画家が主人公の独白で続きながら、最後は、結局、どれも夢なのかという無常観でなんともいえない感覚で読み終えた。謎解きのような部分はなかなかおもしろかったのですが。個人的にはスタートレックのディープスペースナインのこのテーマの作品(作品名を忘れてしまった)が好きです。
読了日:03月30日 著者:乾 緑郎
ジェノサイドジェノサイド
傑作です。このミスで第一位をとっただけのことはある。科学(生物、薬学、人類学)の最先端の知見を踏まえ、それをストーリーの展開に生かしているのは、とても魅惑的です。イラクと日本とアフリカで始まる物語は、現世人類が生き残ってきた理由を利己的思考に見いだすのか、利他的思考に見出だすのかという問題提起まで含んでいる。私も作者と同じく利他的思考と行動こその人間性の源泉と信じたい。 
読了日:03月29日 著者:高野 和明
神は妄想である―宗教との決別神は妄想である―宗教との決別
ミステリーを読むようにすっと読める本ではないが、興味深い本であった。進化論がキリスト教の信者の生物学者にとって受け入れがたく、アメリカではキリスト教原理主義者がさかんに進化論を教育から排除しようとしているなかで、無神論を表明することは悪魔と契約したのと同視されるということや、政治の候補者は絶対に表明しないというあたり、アメリカのブッシュが強い支持の下で戦争を進められた背景も理解できる。この本は、宗教への寛容な態度も批判する。そこにあるのは、JPホーガンの「星を継ぐもの」に共通するテーマ「人間の合理的精神
読了日:03月20日 著者:リチャード・ドーキンス
フットボールネーション 3 (ビッグ コミックス)フットボールネーション 3 (ビッグ コミックス)
サッカーうんちく本なのか?体力つくりうんちく本なのか?まあ楽しめている。
読了日:03月06日 著者:大武 ユキ
ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)
有名な物理学者ということは文系の私は知らなかったが、内田さんの本がきっかけで読んで見る。興味深い内容だ。天才かどうかは分からないが、学者は、考えることと疑いをもつことのオタクだということはよく分かった。こんな高名な学者でも大学で教師となった頃に、もう枯れているのではないかと落ち込んでいた様子や、結局、楽しみながら(無駄なことなのに)考えることが尽きないことが科学の進歩に結ぶついているということも考えさせられる。成果主義の横行に対する警鐘にもなっているように読めた。ただ、マンハッタン計画に参加している学者と
読了日:03月04日 著者:リチャード P. ファインマン

2012年3月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

2012年3月 1日 (木)

2012年2月読書まとめ

2月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2535ページ
ナイス数:32ナイス

原発のコスト――エネルギー転換への視点 (岩波新書)原発のコスト――エネルギー転換への視点 (岩波新書)
経済学者ですが、「高校生にも原発問題が分かるように」原発問題を科学、社会、政治、経済の側面からトータルに書かれていてとても分かりやすい。今の時代の市民として、責任を持って考得るべき事は何かという論点に応えてくれています。経済学者としては、第3章「原発は安くない」が専門なのでしょうが、第5章「脱原発は可能だ」が一番書きたかったのでしょうね。3章の研究開発コスト、立地対策コストをいれれば、1キロワット時のコストは、原子力10・25円、火力9・91円、水力7・19円、一般水力3・91円だけでも読む価値あり。
読了日:02月25日 著者:大島 堅一
ひとり舞台 脱原発-闘う役者の真実-ひとり舞台 脱原発-闘う役者の真実-
つぶやきもしたが、山本太郎頑張れ、私も頑張りなさいと言われているのは分かりました。一人舞台の役者が集まって、みんなの舞台になるときを想像しましょう。きっと世界が変わるでしょう。
読了日:02月19日 著者:山本 太郎
歪笑小説 (集英社文庫)歪笑小説 (集英社文庫)
東野さんが賞をとってから直木賞をとるまでのしんどさがきっとあったんだろうなあとか、ここに出てくる唐傘さんというのはもしかしたらあの人かなと思いながら読むとおかしさ倍増ですね。それにしても最後の「職業小説家」は、理科系頭の東野さんらしい部分と共に、感動を覚えるオチでした。名作だと思います。出版社の内情に踏み込むリアリティをもって笑いました。今後もユーモアのジャンルは書き続けて欲しいです。
読了日:02月19日 著者:東野 圭吾
自分の脳を自分で育てる―たくましい脳をつくり、じょうずに使う (くもんジュニアサイエンス)自分の脳を自分で育てる―たくましい脳をつくり、じょうずに使う (くもんジュニアサイエンス)
知識は、どんどん増えていくのを感じます。小学生向けですが、小学生は難しいかもしれない。大人にとってはとても分かりやすい脳科学の導入書にもなっているように思えます。難しい計算をするとき、脳はどう使われているのか。脳を育てるとはどういう意味か。どちらも楽しんでいるはずのテレビゲームでも脳の動きは?などなどとても興味深い。深めたい人むけの文献として挙げられているのは是非読みたい。
読了日:02月18日 著者:川島 隆太
大奥騒乱 伊賀者同心手控え大奥騒乱 伊賀者同心手控え
大奥の中の隠微な闘い、太平の世の中で、あり方の変わった伊賀の忍者の様子など、時代考証があるのか否かは不明だが、リアルな描写に関心。資料があるのであれば、相当綿密な資料が基にあるのだろうと思う。エンターティメントとしてみるともう少し盛り上がりがあってもと思うが、きっとリアルさを追求しているのだろうと思う。田沼の描写は決して悪役ではなく、剣客商売の田沼さまみたいです。
読了日:02月16日 著者:上田秀人
爆笑問題のニッポンの教養 人間は失敗作である 比較解剖学 (爆笑問題のニッポンの教養 8)爆笑問題のニッポンの教養 人間は失敗作である 比較解剖学 (爆笑問題のニッポンの教養 8)
紹介されている内容は、いくつかの著作で書かれていることもあったが、圧巻は博物館の役割論争。動物園は遊園地ではないという遠藤先生に太田さんがかみつく場面は圧巻。そういえば太田さんと同じ事務所の元知事(現市長)は、国際児童図書館という世界でも有数の児童書の博物館の収集保管の意味が理解出来ず壊してしまったが、すぐに結果の出ない学問こそ文化だという論争は、今後も展開してほしい。おもしくなかったら人も金も集められないという議論と博物館を廃止するのはレベルが違うと思うが…。ましてや権力的に壊すのはやはり許せない。
読了日:02月14日 著者:太田 光,田中 裕二,遠藤 秀紀
草子ブックガイド(1) (モーニングKC)草子ブックガイド(1) (モーニングKC)
雑誌でたまたま読んできちんと読みたくなって購入。画は好きです。それ以上に主人公のかく本の紹介が心を打ちます。主人公の境遇を受け入れていく姿は結構しんどいのですが、それ自体がやはい物語ですね。本を選ぶ参考にもなりますね。
読了日:02月13日 著者:玉川 重機
イスラームから見た「世界史」イスラームから見た「世界史」
 読書の楽しみが自分の知らない世界に触れることにあるとすれば、歴史を語る本は、それだけで楽しい。しかし、この本は異なる世界観に基づいて歴史を見つめられる刺激的で読書の楽しみをより一層大きくしてくれた。「アラブからみた十字軍」や「タリバーン」などアラブ、イスラムの著者の本はこれまで読み、そのたびに目から鱗だが、イスラムの始まりから現代までを見通していて読み応えがある。アラブで近代化と民主主義が(日本とちがって)同義的でないという指摘もなるほど。格差社会の今の日本にとっても重要な指摘がたくさんあった。
読了日:02月10日 著者:タミム・アンサーリー
見つけるぞ、動物の体の秘密―動物かいぼう学者が挑む進化のなぞ (くもんジュニアサイエンス)見つけるぞ、動物の体の秘密―動物かいぼう学者が挑む進化のなぞ (くもんジュニアサイエンス)
子ども向けといえ、具体的な記述はとても興味深い。にわとりの原種(?)の話や、有名なパンダの7本目の指の話など、読みごたえのある内容でしたが、なんと言っても博物館の役割を説くくだりの熱いこと。ついさっきも大阪市のトップが博物館といえども経営を考えないといけない。中途半端はだめで誇れるものといってましたが博物館とデパートを一緒くたに出来ないと思う。無駄遣いやめろが文化をうけつぐ地道な活動まで否定するならばそれは間違いだと思います。遠藤さんには今後もあつく発言してほしい。
読了日:02月03日 著者:遠藤 秀紀

2012年2月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

2012年2月 2日 (木)

2012年1月の読書

今年も読んだ本の感想だけに終わりそうです。 1月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:2567ページ
ナイス数:43ナイス

パンダの手には、かくされたひみつがあった! (動物ふしぎ発見)パンダの手には、かくされたひみつがあった! (動物ふしぎ発見)
科学の扉をノックするから山本先生を知り、さらに子ども向け絵本を見つけたので図書館で借りました。こういう本は大人が読んでも面白いですよ。
読了日:01月28日 著者:山本 省三
ニセ坊っちゃんニセ坊っちゃん
軽いエッセイで少しほっこりしようと思って読み出したけど、小2のくだりで思わず涙ぐみましたよ。大部分は、ユーモアと父への愛情あふれる文章で、ほっこり出来ました。「マヨネーズは電車にかけるもんんじゃないサラダにかけるもんだ。」というフレーズが素敵だ。どういう意味かは読む人のために書きません。
読了日:01月26日 著者:東 貴博
春を恨んだりはしない - 震災をめぐって考えたこと春を恨んだりはしない - 震災をめぐって考えたこと
科学技術におごる人間への天罰というような言い方に違和感を覚える私は共感できる部分がたくさんあります。責任を見いだして叩くのではなく、具体的な政策と事項こそ重要と思う(現大阪市長にもみならってほしい)。すぐ読めるが、内容は相当濃いと思う。
読了日:01月24日 著者:池澤 夏樹
フットボールネーション 2 (ビッグ コミックス)フットボールネーション 2 (ビッグ コミックス)
雑誌に載っている時から気になる漫画。最近はやりの体幹ランニングのサッカー版解説本のようにも読めるが、スポ根漫画ではない。けっこうあっさり天皇杯本戦に出ちゃうのね。サッカー漫画でもサッカーの試合シーンは殆どあっさりとしか描かれていないのでスポーツ漫画とは言わないかな。
読了日:01月21日 著者:大武 ユキ
フットボールネーション 1 脚のきれいな選手求む! (ビッグコミックス)フットボールネーション 1 脚のきれいな選手求む! (ビッグコミックス)
体幹訓練入門(サッカー編)二巻になるとさらに解説が増えます。
読了日:01月21日 著者:大武 ユキ
科学との正しい付き合い方 (DIS+COVERサイエンス)科学との正しい付き合い方 (DIS+COVERサイエンス)
筆者はカソウケン(家庭科学研究所)の原稿を書かれている理系なお姉さんですが、科学は社会に有り触れていることを強調、科学嫌いが学生時代の勉強に講義に問題があったりしているのではないかという指摘には納得できる。参考にしている「冗談でしょファインマンさん」を読んで見る気になった。
読了日:01月18日 著者:内田 麻理香
永遠の0(4) (アクションコミックス)永遠の0(4) (アクションコミックス)
小説を復習するように楽しんでいます。
読了日:01月15日 著者:百田 尚樹
科学の扉をノックする科学の扉をノックする
科学者との取材ノートの肩肘はらない文章ですが、小川さんらしい表現が随所に見られて、「博士の愛した数式」のファンとしては楽しく読めた。個人的には遠藤秀紀教授の「サイエンスに元々目的などないのです。」「人類の知は目的化された実行に対する答えという形で出てくるものではありません」という言葉、村上和雄先生の「サムシンググレート」は宇宙論での「ダークエネルギー」と同じく人類の知がまだ3パーセント程度というのと相まって含蓄あふれる一冊だった。
読了日:01月15日 著者:小川 洋子
刑務所図書館の人びと―ハーバードを出て司書になった男の日記刑務所図書館の人びと―ハーバードを出て司書になった男の日記
犯罪者にも様々な背景事情があり、後悔とあきらめと少しの希望の中で生きている様子が、やさしいまなざしで描かれていると思う。それにしても元受刑者に強盗された話や元受刑者のお悔やみに出かけて、図書室におかれたカイト(本に隠された手紙の隠語)をプレゼントするくだりは、とても穏やかだ。あと、囚人には法律書を読んで調べる権利があるため刑務所の図書室の設置が義務付けられているというくだりは驚いた。
読了日:01月12日 著者:アヴィ スタインバーグ
テルマエ・ロマエ IV (ビームコミックス)テルマエ・ロマエ IV (ビームコミックス)
塩野七生さんの「ローマ人の物語」と並行して読むと笑います。
読了日:01月07日 著者:ヤマザキ マリ
テルマエ・ロマエ III (ビームコミックス)テルマエ・ロマエ III (ビームコミックス)
読了日:01月07日 著者:ヤマザキマリ
テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス)テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス)
読了日:01月07日 著者:ヤマザキマリ
笑う子規笑う子規
司馬遼太郎さんの「坂の上の雲」に出てくる子規も、ユーモアを感じるけれど、常に病気と隣り合わせの不安感とか焦燥感とか虚無感も漂っている印象があったけれど、俳句は俳句として情景を思い浮かべながら楽しめばいいのだとこの本を読んで感じた。南伸坊さんのおかしみのある画と共に読むと、何ともいえないおかしみを感じる歌が多いし、明るいですね。秋、冬と進むとやっぱり哀感が漂うなあとも思いましたが…。
読了日:01月05日 著者:正岡 子規

2012年1月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

2012年1月 3日 (火)

結局、読書のまとめだけだが

 ブログを始めて昨年したのは、読書ノートのまとめをのせただけ、全く時間がなくて、自分の問題関心を書く時間もなかった。

 読書メーターの管理者のエコノミストのインタビューの関心しつつ、スポンサーだけで運営しているのに共感、自分の欲しい機能を加えていくのが、共感を呼んで利用者を増やしているという記事を読んでなるほどと感心した。

 今年一年も時間の許す限り、自分の好きなことだけを書くブログに徹することにしようと思う。

2011年の年間読書ノート

2011年の読書メーター
読んだ本の数:80冊
読んだページ数:25017ページ
ナイス:228ナイス
感想・レビュー:57件
月間平均冊数:6.7冊
月間平均ページ:2085ページ

生き残った帝国ビザンティン (講談社学術文庫 1866)生き残った帝国ビザンティン (講談社学術文庫 1866)
著者がまとめて触れておられるように、ローマもビザンティンもヨーロッパからみた歴史を翻訳して学んできたのであり、私たちが学んだ世界史は、やはり西洋からみた世界史だということを改めて痛感する。ローマ人の物語を経た私は、自分の頭で歴史をみることの重要さを教えてもらったが、「物語」が塩野さん個人の分析あるのと同じで、この本のようにも著者の言葉で語ってもらえたら世界史ももっと面白くなるだろう。東ローマではビザンティンが正しいし、ビザンティンが独自の文化をもつ国でなかったら東欧はきっと今と違っていたのだろう。
読了日:12月22日 著者:井上 浩一
神聖ローマ帝国 (講談社現代新書)神聖ローマ帝国 (講談社現代新書)
神聖ではなく、帝国でもなく、ローマですらない神聖ローマ帝国とは何だったのかに迫る。ドイツ第三帝国のバックボーンも分かる。  「ローマ人の物語」を読み終えるや、続けざまに読む。ヨーロッパ人にとって、ローマ帝国というのはかくも大きな存在であり、ローマ教皇を介した神授された皇帝による統一がなれば平和が維持出来るかのような幻想とどろどろした世俗的な地方の諸侯らの権謀術数のかけひきの中でヨーロッパは生まれてきたのですね。こうしてみると民衆による民主主義革命という発想はきわめて新しく生まれて間近であることにも気づいた
読了日:12月21日 著者:菊池 良生
ローマ人の物語〈43〉ローマ世界の終焉〈下〉 (新潮文庫)ローマ人の物語〈43〉ローマ世界の終焉〈下〉 (新潮文庫)
歴史を物語のように読めたことに感謝します。本当の歴史はもっと、様々な要因で動くのだろうが、塩野さんの断定は心地よい。研究者でないから自由だというところで読んでても気持がいいが、やはり歴史の教訓を読もうとしてしまうのもまた人間の本性なのでしょう。まあ、しかし、これだけローマにこだわって著述を続けてこられたことに敬意を表したい。最終巻は、ローマ法大全を編纂した有名なユスティニアヌス帝が軍事的には全く丸投げの幼稚な専制君主であったと断定。でも仕方ないですよね。それ以前の世界が維持できたのは富の偏重の結果なんだろ
読了日:12月16日 著者:塩野 七生
ローマ人の物語〈42〉ローマ世界の終焉〈中〉 (新潮文庫)ローマ人の物語〈42〉ローマ世界の終焉〈中〉 (新潮文庫)
ローマ人の物語もいよいよ本当に大詰め、西ローマ帝国がなんともあっさりと消滅してしまったけれど、無くなるときはそういうものなのですかね。それにしても、現実から遊離し、政治も任せるようになったオリエントの王のようになってしまうのは、やはり神に由来する権力が、そのよってたつ基盤を忘れるからなのか。だとしたら資本主義国家が社会主義の官僚主義よりもしぶとく柔軟に残った理由もそこにあるのだろう。過去の社会主義の官僚郡はキリスト教化された帝国の官僚のようなものだったのかもしれない。
読了日:12月13日 著者:塩野 七生
ローマ人の物語〈41〉ローマ世界の終焉〈上〉 (新潮文庫)ローマ人の物語〈41〉ローマ世界の終焉〈上〉 (新潮文庫)
ローマ人の物語も最終章へ 人間の過ちは、2000年以上前も今もあまり、変わらないし閉塞状況になったら独裁者を求め、あっという間に飽きるにも同じです。それでもこの時代、カエサルの時代と比べても合理的精神が減退しているように思えるが、それがなぜなのかが謎だ。一神教のキリスト教と不合理な精神の広がりが原因なのか。不条理な世界(フン族の侵入)の拡大が、逆に精神的よりどころとしてのキリスト教の信仰の広がりになったのか。卵が先かニワトリが先か?
読了日:12月13日 著者:塩野 七生
快楽と救済快楽と救済
たまたま図書館で見かけた本だが、思いの外、興味深かった。梁さんの本しか読んだことがないが、高村さんは講演録を読んだことがあり、緻密な文章を書く人だという印象しかなかったが、書くことに対するこだわりと謙虚さを感じる対談だったので、買ったまま読めないでいた高村さんの本は絶対読もうという気になった。
読了日:12月09日 著者:梁 石日,高村 薫
理系なお姉さんは苦手ですか? -理系な女性10人の理系人生カタログ-理系なお姉さんは苦手ですか? -理系な女性10人の理系人生カタログ-
進路を迷っている中高女子が読んだらとても参考になるかもしれない。ただ、みなさん高学歴ですね。理系とくくって登場する人がこれだけ高学歴ばかりだと逆効果かもしれない。ガテン系の理系女子が少ないかも。やはり自分の頭で考えて、自分の好きなことを出来るのは一番自分が生き生き生きられるんだなあと文系(でも数学は結構すきでSFも好き)男子(おっさん)の感想です。
読了日:12月08日 著者:内田 麻理香,高世 えり子
パンとペン 社会主義者・堺利彦と「売文社」の闘いパンとペン 社会主義者・堺利彦と「売文社」の闘い
社会主義者のルポを今の時代に読む人はすくないかもしれないが、この本は一読する価値があります。君主制廃止を述べるだけで国体の変革を目指すとして犯罪となり死刑となった時代に文書を書くものはこれでもって生活の糧をえるとしながら当時卑下された名称である売文を看板に「売文社」を創設。社会主義冬の時代を生きた堺利彦氏に光を当てた本に感動した。堺市の著名人たちの夏目漱石、与謝野鉄幹、星一(星製薬社長・星新一の父)間接的だが松本清張などとの関わりも興味深い。親友の幸徳秋水氏がえん罪で虐殺された後も、信念を貫く姿勢に脱帽
読了日:12月02日 著者:黒岩 比佐子
フリーター、家を買う。フリーター、家を買う。
図書館に申し込んだのが7月のこと、やっと借りたら一気に読めてしまった。テレビドラマとは細かな設定は違っていて、ドラマの印象に比べれば、主人公もその父もはるかにまともな印象を受けました。近隣のいじめもリアル。威勢良く対応できる主人公の姉のような人は有川さんの小説には必ずでてますね。つつましく、たくましく生きる人を愛してやまない有川さんの作品は、現実がそうでないだけに、ほっとします。
読了日:11月28日 著者:有川 浩
GF(ガールズファイト)GF(ガールズファイト)
才能感じる短編集です。きめ細かい心理描写などはないけど余韻は残ります。 崖っぷちアイドル、フィギュアスケート選手、満州で敗戦を迎えた小学生女子、ライダー女子。いじめを受けてる小学生女子の壁を乗り越える(闘う)姿は応援したくなります。頑張ることは揶揄されるような事では無く貴いものです。今の自分の子どもに読ませたいけどちょとむずかしいか。
読了日:11月25日 著者:久保寺 健彦
てなもんやシェイクスピアてなもんやシェイクスピア
図書館で見かけて、何となく借りてしまった。大阪を舞台にしたらどんな展開になるのだろうと思っていたら、普通に大阪の下町商店街(といっても大阪には山の手はなかったかしら)を舞台にもんた牛乳店(モンテギュー家)とか佐井六輔(シャイロック)などのネーミングで、大阪風にアレンジしているのですが、悲劇も喜劇にできるんやなあと思いました。島村さんは楽しんで書いていたそうで、こちらも楽しめた。
読了日:11月15日 著者:島村 洋子
不幸な国の幸福論 (集英社新書 522C)不幸な国の幸福論 (集英社新書 522C)
幸福論というのは、幸福は心の持ちようというようなたぐいの本が多く、そういう本は現実逃避ないし現状肯定論でしかないのではないかと思う方もあるかも。著者自身は、クリスチャンだから神は信じるし、宗教的な来世の幸せを信じているのですしょうが、政治にも意見を言ってるので、決して現状に甘んじる保守主義者ではありません。現状受容の保守主義者でもありません。精神科医の著者ならではの体験や、80歳を過ぎてから韓国語をしたり能の脚本を書いたりしているからか、著者の自信を感じさせながら、じっくり語りかけてくれます。
読了日:11月11日 著者:加賀 乙彦
三匹のおっさん三匹のおっさん
三匹の侍。有川さんと知らなければ児童文学かという装丁ですが、内容は阪急電車と同様大人のライトノベル。有川さんは、市井の人の正義感を描かせたら絶品ですね。文字通り市井の正義の味方の話ですが、ういういしい恋愛の描写は好きです。
読了日:11月09日 著者:有川 浩
四千万歩の男(四) (講談社文庫)四千万歩の男(四) (講談社文庫)
読了日:11月03日 著者:井上 ひさし
四千万歩の男(三) (講談社文庫)四千万歩の男(三) (講談社文庫)
読了日:11月03日 著者:井上 ひさし
四千万歩の男(二) (講談社文庫)四千万歩の男(二) (講談社文庫)
読了日:11月03日 著者:井上 ひさし
四千万歩の男(一) (講談社文庫)四千万歩の男(一) (講談社文庫)
読了日:11月03日 著者:井上 ひさし
源頼朝の真像 (角川選書)源頼朝の真像 (角川選書)
日本史が書き換えられている話は聞いていたが、そもそも江戸時代から、足利直義の肖像画が頼朝ということで広く知られていたのですね。本の中には明らかに北條頼時そっくりの木像が伝頼朝像となっている事実が分かったりと刺激的で面白かったです。古文を読み解くあたりは、ちょっと骨がおれましたが、そこを読み飛ばしても十分に意味は分かります。北條政子の善光寺如来信仰など興味深いです。この本で触れられているわけではないですが、足利尊氏像が実は高師直像だったり、この時代の肖像が混乱しているのはその後に戦国時代の混乱期のせいか。
読了日:11月03日 著者:黒田 日出男
君たちはどう生きるか (岩波文庫)君たちはどう生きるか (岩波文庫)
読了日:10月31日 著者:吉野 源三郎
ガリレオの苦悩 (文春文庫)ガリレオの苦悩 (文春文庫)
東野さんが肩の力をぬいて楽しんで書いてる印象を受ける短編集。大向こうをうならせるようなトリックはないけど、楽しんで読めました。でも容疑者xのような長編も読みたい気はします。内海刑事が登場するとどうしても、あの女優さんのイメージで読んでしまいますが、テレビでも湯川を佐野史郎でやってほしい気はする。
読了日:10月27日 著者:東野 圭吾
日本語教室 (新潮新書)日本語教室 (新潮新書)
日本語教室といえるのかと言われたらどうかなとなるかもしれませんが、いいんです。それが井上ひさしさん。読めばおもしろさと良さが分かります。日本人が自分の頭で考え自分で言葉を使うことが重要ということを日本の政治状況とからめて(からまざるをえないからですが)熱を込めて語っています。丁度10年前のテロ直後ですよね。自分の頭で考えろと語る井上さんはいい人です。
読了日:10月23日 著者:井上 ひさし
エレキ源内 殺しからくりエレキ源内 殺しからくり
基本は楽しい読み物が好き。謎解きの展開で進む筆はさすがですが、割とネタバレが早い。裏切り、どんでん返しの展開などは飽きさせないけど、なぜか、やっぱりたいくつ姫君のシリーズの方が好きです。「つばめ」より「めだか」の方が癒やし系だからでしょうか。
読了日:10月18日 著者:米村 圭伍
アラブが見た十字軍 (ちくま学芸文庫)アラブが見た十字軍 (ちくま学芸文庫)
この本を読むと、ブッシュがアメリカ軍を十字軍と表現したことの愚かさがよく分かる。十字軍当時、ヨーロッパよりも倫理的にも科学技術でも優位だったアラブがその後、なぜヨーロッパに遅れをとったのか。十字軍の時代、ヨーロッパは、キリスト教世界の非合理精神の下で暗黒の時代にあったこと、アラブがその後、一神教のイスラムが科学的精神を否定したのに対し、欧米は合理的精神と宗教を相対化した点が違うのではないだろうか。合理的精神と経済発展はどちらが卵かニワトリか?という疑問は残るが…。
読了日:10月16日 著者:アミン マアルーフ
ゆれる (ポプラ文庫)ゆれる (ポプラ文庫)
ディアドクターから西川美和さんを知り、ゆれるを読んだ。これからdvdをみるつもりだが、取り残された者たち、田舎に置いてきた人たちに対して都会にでてきた者が後ろめたさを感じておられるのでしょうか。  またちょっと咀嚼出来ていない感じが残りますが、独白なのに、読んでいると画が浮かび上がってくるような本です。あーあまり気の利いたコメントがかけない。  自分は兄弟のどちらでもないな。抱えているものも多く、さりとて不自由ではないから…。
読了日:10月15日 著者:西川 美和
かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (ちくまプリマー新書)かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (ちくまプリマー新書)
読み出すと早っという感じで読み終わります。電車の中で、初めの小学校1年生のかの子ちゃんのフンケーの友誕生のくだりを読み直してしまいました。不思議なワールドが、実は猫の視点で描かれていて、黒板に落書きされる鹿男の教師の話といい、万城目さんきっと夏目漱石先生のファンですね。もしかしてみんな分かってる話なの?。 「鹿男」ともつながりもにやりとさせます。万城目さんワールドはきっと作者の頭の中ではひとつの世界としてつながっているのでしょう。
読了日:10月13日 著者:万城目 学
別冊 図書館戦争〈2〉別冊 図書館戦争〈2〉
 もう一組のラブストーリー、作者も満足しているのは、後書きのとおり、こちらもすっきりして満足です。気持ちよくラブストーリーが展開され、もう一組以外の意外なキャラの過去のラブストーリーも盛り込まれ、こちらも将来のハッピーエンドを予感させる終わり方です。ここまでみんな幸せだと一人くらい不幸な人が居ても良さそうな感じがしてきます。まあこうやってみると阪急電車も同じ路線かと思うが、それでファンは期待しているのでいいんです。お約束の底流の固いテーマは、参考文献に示されているとおりストーカーです。ああめでたい。
読了日:10月12日 著者:有川 浩
日本の水ビジネス日本の水ビジネス
うーん 保守系の政治家を志す人が水産業育成政策のトータルな参考書として読まれているのしら……。世界の水メジャーの戦略もよくわかるし、上下水道の営業も、その戦略の中で民営化が企てられていることはよく分かる。確かに効率化にとって民営化は便利な手段なのでしょうが、人口減少地域での民間水道事業者が倒産する事態が現にアメリカで起こっているという問題点の言及は少ない。水メジャーの戦略の中で日本が以下に水産業を立ち上げていくのか。うかうかしてると国と一体で産業化を進めている国に負けるよと言うことでしょうが、外交としての
読了日:10月09日 著者:中村 吉明
別冊 図書館戦争〈1〉別冊 図書館戦争〈1〉
作者が、後書きで書いているとおり、しっかりラブコメです。それでも、差別を理由とした言葉狩り問題や、○○問題(ネタバレになるので)という固い問題意識をさらっと入れるのも、有川さんの面目躍如ですね。  本編を読んだ人が想像していたことに対して作者が、回答を書いたような感じといっても間違いとは言われないでしょうね。
読了日:10月05日 著者:有川 浩
ディア・ドクター×西川美和ディア・ドクター×西川美和
西川監督と鶴瓶さんのインタビューが面白い。映画というのが人間の共同の営みの成果だというのがよく分かって面白い。西川監督の映画をバーと見てみたくなってレンタルしてしまった。
読了日:10月04日 著者:
世紀の空売り世紀の空売り
リーマンショックから2年。サブプライムモーゲージ債がいい加減な格付けで売りまくられていたのかよくわかった。終わってからなら誰でもいうのだが、狂乱の中で、モーゲージを集めたくず商品が絶対値下がりすることを分析から気づいた三組の人々の取材をもとにしたドキュメントは、読み応えあり、面白かった。混乱の中で下げる方に賭けて(しかも賭けるための商品を作らせて売らせたろり)数百億円儲けた人がいた。売った方も結局利益確保した話もやっぱり金融市場は異常。こう思う私は正常だと思う。
読了日:09月30日 著者:マイケル・ルイス
ローマ人の物語〈11〉ユリウス・カエサル―ルビコン以後(上) (新潮文庫)ローマ人の物語〈11〉ユリウス・カエサル―ルビコン以後(上) (新潮文庫)
読了日:09月21日 著者:塩野 七生
かるわざ小蝶―紅無威おとめ組 (幻冬舎文庫)かるわざ小蝶―紅無威おとめ組 (幻冬舎文庫)
読了日:09月11日 著者:米村 圭伍
紅無威(くれない)おとめ組 南総里見白珠伝紅無威(くれない)おとめ組 南総里見白珠伝
読了日:09月11日 著者:米村 圭伍
真田手毬唄 (新潮文庫)真田手毬唄 (新潮文庫)
読了日:09月11日 著者:米村 圭伍
おたから蜜姫 (新潮文庫)おたから蜜姫 (新潮文庫)
読了日:09月11日 著者:米村 圭伍
面影小町伝 (新潮文庫)面影小町伝 (新潮文庫)
読了日:09月11日 著者:米村 圭伍
退屈姫君 恋に燃える (新潮文庫)退屈姫君 恋に燃える (新潮文庫)
読了日:09月11日 著者:米村 圭伍
風流冷飯伝 (新潮文庫)風流冷飯伝 (新潮文庫)
読了日:09月11日 著者:米村 圭伍
退屈姫君 海を渡る (新潮文庫)退屈姫君 海を渡る (新潮文庫)
読了日:09月11日 著者:米村 圭伍
退屈姫君伝 (新潮文庫)退屈姫君伝 (新潮文庫)
読了日:09月11日 著者:米村 圭伍
シブすぎ技術に男泣き!シブすぎ技術に男泣き!
読了日:09月10日 著者:見ル野 栄司
永遠の0(3) (アクションコミックス)永遠の0(3) (アクションコミックス)
漫画になるとまた違った迫力がありますね。当時の戦争の解説も入っていて別の意味で読み応えがあります。
読了日:09月10日 著者:画・須本 壮一 :作・百田 尚樹
永遠の0(2) (アクションコミックス)永遠の0(2) (アクションコミックス)
読了日:09月10日 著者:画:須本 壮一・作:百田 尚樹
永遠の0(1) (アクションコミックス)永遠の0(1) (アクションコミックス)
読了日:09月10日 著者:画・須本 壮一・作・百田 尚樹
きのうの神さまきのうの神さま
映画のストーリーとは違う所収の「ディアドクターでしたが、映画と一体となっていると映画がよく分かりますからdvdも本も両方をおすすめします。映画みてからだと、どうしても笑福亭鶴瓶さんの顔を思い浮かべてしまいますが、映画のなかで鶴瓶さんが演じる主人公がお父さんに電話するシーンが思い出されました。その他の短編も全体として仕事と人生を考えさせられるものばかりです。医療がテーマですが、考えるのはそれだけではないですね。
読了日:09月10日 著者:西川美和
西の魔女が死んだ西の魔女が死んだ
共感できる中学生女子は多いのでしょうね。児童向けと馬鹿にしてはいけないですね。そう思って読んでる人は少ないのかもしれませんが。魔女の宅急便もそうですが、人生を生きるのは超能力をえるのと同じくらい努力のいることだし、だからおもしろいのもかも。(おもしろきこともなき世をおもしろく。)
読了日:09月07日 著者:梨木 香歩
アメリカを変えたM世代――SNS・YouTube・政治再編アメリカを変えたM世代――SNS・YouTube・政治再編
オバマ選出前に書かれた内容が大部分、大統領の登場を予言していたといえる。世代論で分ける議論が妥当なのかは何ともいえないが、現在の最も影響力のある世代が、イデオロギーでも理念でもなく、みんなで仲良く(世界とも)大きな政府になっても政府の役割を肯定的に認めようとする傾向というのはなるほどなと感じた。ベビーブーマー世代に区別される私自身もそう区別されればなるほどなと思ってしまう。まだ理念ぬきの政策にはなじめないもの。
読了日:09月06日 著者:モーリー・ウィノグラッド,マイケル・D.ハイス
ローマ人の物語 (5) ― ハンニバル戦記(下) (新潮文庫)ローマ人の物語 (5) ― ハンニバル戦記(下) (新潮文庫)
読了日:09月02日 著者:塩野 七生
ローマ人の物語 (4) ― ハンニバル戦記(中) (新潮文庫)ローマ人の物語 (4) ― ハンニバル戦記(中) (新潮文庫)
読了日:09月02日 著者:塩野 七生
ローマ人の物語 (3) ― ハンニバル戦記(上) (新潮文庫)ローマ人の物語 (3) ― ハンニバル戦記(上) (新潮文庫)
読了日:09月02日 著者:塩野 七生
図書館革命図書館革命
ああ、おもしろかった。でも扱っているテーマは結構重くて、重いテーマを軽いテンポで扱うところが有川さんの真骨頂ですかね。表現の自由に対する大多数の国民の無関心というのもさらりと批判的に書いているのですが、それが大上段でないところがこの世代なのでしょうね。司法関係の知識も結構豊富な方とお見受けしました。有川氏の年齢は知らないがきっと私より15年は離れているだろうな。私はきっと作家の当麻氏くらいの世代か。
読了日:08月25日 著者:有川 浩
マイ・フィールド・オブ・ドリームス―イチローとアメリカの物語マイ・フィールド・オブ・ドリームス―イチローとアメリカの物語
読了日:08月25日 著者:W.P. キンセラ
宇宙は本当にひとつなのか (ブルーバックス)宇宙は本当にひとつなのか (ブルーバックス)
結構、さらっと書いておられますが、難しい…。書いてあることは分かるような分からないようなという感じは、これはどう表現したらいいのでしょうか。でも暗黒物質と暗黒エネルギーが宇宙の大部分を覆っていることや小学校の時の読書で縮む宇宙論が訂正されていることやブラックホールを作る実験が進行中といったことなど新鮮な話題がたくさん。なんと言っても多元宇宙と多次元宇宙というsfの世界が決して空想ではないことが分かっておもしろい。重力や光子力は異次元に落ち込んでいくことで弱くなっているという説明はすごい、ミクロンサイズの異
読了日:08月23日 著者:村山 斉
世界中が日本に憧れているその理由―古いのに新しい「クール・ジャパン」の読み解き方 (日文新書)世界中が日本に憧れているその理由―古いのに新しい「クール・ジャパン」の読み解き方 (日文新書)
とても主観的(経験的)なエッセイですが、参考になるところもあります。「天皇がいたから……」という体系につなげる日本論より、すっきり読めます。異論がひとつ、国民皆保険も治安も日本人の性質ではなく、政策の結果だとは思います。意見を言わない日本人はダメだときっと著者も若い時は思っていたのではないかとも思います。
読了日:08月18日 著者:マックス桐島
図書館危機図書館危機
図書館の文庫版は、相当の順番待ちになっています。昨今の日の丸君が代をみても、個人の思想や信条に対する制約となる可能性のある規制も内心の自由とは違うという理屈で裁判所が容認する状況になっているなかで、この世界観は決して大げさではないという気はしますね。この巻は、行政官が自らの出世だけを考えて、本来の職務(全体の奉仕者)として守るべきものを見失ってはならないという点が心に残りますね。それは理屈も理念もない政治家への批判とも読める。なかなかやりますね。軽く見てはいけません。恋の行く末はベタだが嫌いじゃない
読了日:08月15日 著者:有川 浩
図書館内乱  図書館戦争シリーズ(2) (角川文庫)図書館内乱  図書館戦争シリーズ(2) (角川文庫)
この世界にだいぶん慣れてきました。軽いタッチだけど、報道、表現の自由と少年法の理念の衝突とか取り上げている題材は、憲法の教科書のようですね。恋愛の要素は読者の期待に応えようとしているのがよく分かる展開です。
読了日:08月11日 著者:有川 浩
バカボンのパパはなぜ天才なのか?バカボンのパパはなぜ天才なのか?
週刊ポストの連載を掲載した本ですが、斉藤さんのコメント力はすごい。同世代人としては、漫画の一コマを取り出して結びつけているのに感心しました。が、漫画はもっと気楽に読んでもいいですよね。個人的にはめぞん一刻のコメントに感心。
読了日:08月07日 著者:斎藤 孝
高校生レストラン、行列の理由。高校生レストラン、行列の理由。
初めて読んだので、なぜ高校の教師になったのかは別の本なのでしょうね。教育をかたる連載をまとめた本だけど、学校と職業訓練が連動していない日本の問題を指摘しており、職業訓練(厚労省)制度をどうつくるのかということにも参考になる本ですね。
読了日:08月04日 著者:村林新吾
[新編]氷川清話[新編]氷川清話
松浦氏の「勝海舟」によると海舟は思い違いが多く、適当であるということが強調されていましたが、だからこそ幕末の消えゆく幕府の中で生き残れたのでしょうね。中国と朝鮮に関する記述は、国際派(というか世界主義者かな)と思わせる記述であり、征韓論とは違うけれど西郷を評価していて「西郷は征韓論者ではない」と言い出したのも分かる。時代の制約をうけながらも、同時代人がみな清国人をバカにしていた時代に「植民地を実際に運営しているのはすべて清国人だ」と言ってのける感性はすばらしい。現代語訳なので読みやすいですね。
読了日:08月02日 著者:勝 海舟
図書館戦争図書館戦争
「阪急電車」が初めだったので、この奇想天外の設定に結構びっくりしました。でも出てくる会話は、結構同世代の人には違和感ないのでしょうね。会話の描写にはジェネレーションギャップがありますが作者の「本を読むことへの熱い思い」は感じます。もちろん恋愛小説としての要素も十分。
読了日:07月29日 著者:有川 浩
繁栄――明日を切り拓くための人類10万年史(下)繁栄――明日を切り拓くための人類10万年史(下)
上巻を読んだ時は競争至上主義のダーウィン主義者とは違うのかと思ったが、まとめと解説に読むと、ダーウィン主義を踏まえているようです。  人類の進化は他の動物のように個体の発達だけでなく他の個体との交流のなかで知識を集団化することに独自の意味がある。だから交易を重視してそれを阻む動きは進化を止めるものである。というのは理解出来ます。  しかし、それが自由市場を維持することや現在の科学技術の問題性を指摘したり温暖化の危機を唱える政治家があたかもローマ帝国やイスラム帝国や中世ヨーロッパの寄生的貴族とが同じか?
読了日:07月24日 著者:マット・リドレー
繁栄――明日を切り拓くための人類10万年史(上)繁栄――明日を切り拓くための人類10万年史(上)
著者は、生物学者? ダーウィンの信奉者ではなく、繁栄の要因を競争ととらえず、交易ととらえる点が新鮮ですね。ただ合理的楽観主義を悲観主義と対立させることには少し危惧を覚えます。下巻も読んでからじっくり考えたい。
読了日:07月18日 著者:マット・リドレー
最高裁の暗闘 少数意見が時代を切り開く (朝日新書)最高裁の暗闘 少数意見が時代を切り開く (朝日新書)
このような本がなかなかなかったのが日本の裁判所の特徴です。大変興味深く読めたのですが、法律の知識のない人が読んでもわかりやすかったかというともう一工夫いるかもしれませんね。個人的には弁護士会推薦で少数意見わずか二件という裁判官の存在を知ったので、弁護士の問題点も示していると思う。弁護士推薦裁判官が、この程度ということは市民の声を反映させようという動きが弁護士会にもなかったということだから、最高裁が変化したというのは本当といえるのか疑問だ。市民が注目するようになったから変わったのではないのだから……。
読了日:07月06日 著者:山口 進,宮地ゆう
拙者は食えん!―サムライ洋食事始拙者は食えん!―サムライ洋食事始
この方の本は3冊目、実は前の二冊で紹介されていたエピソードもたくさんありました。初めての洋食にスポットをあてておられた本はそれなりに興味深いですが、栄養が不足していた時代に甘さが旨さとほぼ同義だったかもということから甘い酒のシャンパンや食べたことのないアイスクリームがほぼ共通して好まれたという指摘にはなるほどと思いました。それとテーマと関係ないけど福沢諭吉が、5年オランダ語勉強して横浜にいったら全く役に立たず、これからは英語だと幕府に進言してロンドン留学が決まったという逸話も興味深い。食べ物に絞る意味はあ
読了日:07月03日 著者:熊田 忠雄
K-POPがアジアを制覇するK-POPがアジアを制覇する
うーむ。K-POPを全く知らない者として勉強になったところもあるが、どうして日韓はいつも違うものとして比較されるのだろうか。ネガティブシンキングもポジティブシンキングも両方ともあるし、恨(はん)は日本人も、晴らすものではなく、乗り越えるものとしてとらえている場合もあると思います。韓国の市場が小さいから最初から世界を視野においてきたというのはどの分野も同じですね。
読了日:06月30日 著者:西森路代
すごいぞ日本人!―続・海を渡ったご先祖様たちすごいぞ日本人!―続・海を渡ったご先祖様たち
前作に続いておもしろかったですね。個人的にはロシアサンクトペテルブルグの増田甲斎という人物が気になる。初の日ロ辞典を編集したこの人が下掛川藩のお部屋番(スパイ?)だったというのもおもしろい。ポルトガル商人に売買されていた天正少年使節団がみた日本人奴隷というのも確かに気になる。
読了日:06月25日 著者:熊田 忠雄
阪急電車 (幻冬舎文庫)阪急電車 (幻冬舎文庫)
この方の本は初めて読みましたが、いいですね。まじめに控えめに人生、すてきに生きていて、ちょっとしたことに幸せを感じられる雰囲気が好きです。 児玉清さんの解説もいいね。そういえば著者紹介欄に「フリーター家を買う」の作家さんなのですね。納得。テレビドラマしかみてなかったけど、原作を読んで見たくなりました。
読了日:06月18日 著者:有川 浩
人間らしさとはなにか?―人間のユニークさを明かす科学の最前線人間らしさとはなにか?―人間のユニークさを明かす科学の最前線
気になる記述がたくさんあった本。著者は「認知神経科学」者「心の研究のためのSAGEセンターのディレクターとのこと。 これだけでも専門分野は何か分からないが、人間のユニークさ動物と区別できる部分とは何かをあらゆる方向から問いかけ、現在の知見の地平線を眺めたような気分。  専門的知見は読むのはやっかいで、すべて理解出来ていないが、人間のユニークさと発達が他者との関わりに多いという結論は、社会科学的な観点から語られた本「人間はどこまで動物か?」とこの本のように自然科学的アプローチからも変わらないというがよく分か
読了日:06月18日 著者:マイケル・S. ガザニガ
おと な  り シナリオブックおと な  り シナリオブック
映画のシナリオ。やっぱり元同級生の下りは唐突ですよね。音だけで惹かれた人が実は……というよりは、偶然すぎ。でもまあ、ほっとしていいかも。映画では画面なしの部分での台詞もいいです。
読了日:06月12日 著者:まなべ ゆきこ
おと な  り 萌芽のころおと な  り 萌芽のころ
DVDをみて、それで注文したらプレストーリーで、映画の設定がよりくわしくわかり、それはそれで楽しめてよかった。それにしても、自分はもう年を取ったなあとしみじみと思いました。
読了日:06月12日 著者:まなべ ゆきこ
プリンセス・トヨトミ (文春文庫)プリンセス・トヨトミ (文春文庫)
万城目ワールド炸裂ですね。京都での大学生活といい、大阪での小中学生やおっちゃんおばちゃんらの会話とか、全くもって自分の生活とぴったりすぎて、映画の原作本というより地域の同人誌の小説みたいな感覚でした(失礼?)。万城目さん、これからも京都、奈良、大阪ときて今度はどこで世界を作られるのか、全く作風が変わるのか楽しみですね。
読了日:05月28日 著者:万城目 学
日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか (PHP新書)日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか (PHP新書)
この本読んで素直に感動している人いるのだろうかと思わず考えて、みなさんのコメント読んでちょっと安心。天皇も皇室も否定はしないけど、日本人の特性って天皇の存在なのかしら、アニメも細かな技術も作者も指摘するとおり江戸や上方の町人文化に起源があるのではと思うし、寛容の精神も庶民の文化ではと私は思います。まあ天皇家につながる方は、こんなことを考えておられるのだなと参考になりました。日本の特徴をもともとあったものとか精神に起源があるとか、そんな単純な議論は禁物かと。
読了日:05月26日 著者:竹田 恒泰
そこに日本人がいた!―海を渡ったご先祖様たちそこに日本人がいた!―海を渡ったご先祖様たち
日本人は島国根性。内向きで自己表現が下手という定説からほど遠い進取の気風をもった人々の姿をみることができる。とはいえ明治以後の欧米には武士、官僚、学者が渡り、アジアアフリカには貧しゆえに仕事を求め海をわった男と娼婦たちというのは知らなかった。また南米に天正使節団の末裔がいて、移民以前の「日本人」を意味するファミリーネームが残っているのもびくり
読了日:05月24日 著者:熊田 忠雄
赤塚不二夫のことを書いたのだ!! (文春文庫)赤塚不二夫のことを書いたのだ!! (文春文庫)
映画の原作というから読みたくなったけど、書かれたのは少し前なのね。もーれつア太郎も天才バカボンも、レッツラゴンも小学生読者だったから、読んでて「あったあったこの回、覚えている」と楽しく読みました。当時の感覚も完全なバカな話という感覚はなかったぞ。大人の考えていることは子どもも感じているのだ。バカボンのマガジンからサンデーの移籍ってそんなことあったけという印象しかなくて、やっぱりバカボンのサンデー移籍は失敗だったのですね。武井さんが漫画ばかりだったように、一つのことにこだわり熱中し、バカになることは今も必要
読了日:05月20日 著者:武居 俊樹
勝海舟勝海舟
勝海舟は世界主義だったのですね。日清戦争に反対し、戦後処理では、賠償を求めず鉄道を敷して清と連携してロシアに対抗しろと考えていたとは、ところが、当時の日本は官僚も庶民もマスコミもみな、清を馬鹿にしていたのですね。でも海舟が身近に感じられてよかった。
読了日:05月20日 著者:松浦玲
かわいいころを過ぎたら アン18歳 ~『ママはぽよぽよザウルスがお好き』 アンの思春期ルポ~かわいいころを過ぎたら アン18歳 ~『ママはぽよぽよザウルスがお好き』 アンの思春期ルポ~
ママぽよは少し遅れて子育てしている自分にとっては、近未来を読むようです。でもなかなか子どもの決断を親は支持できないのですね。どうしても指示してしまう。
読了日:05月03日 著者:青沼 貴子
ゴールデンスランバーゴールデンスランバー
おもしろかったけど……。リアルかな。人を信用しないと進めないし勝てないとうのは共感。
読了日:04月29日 著者:伊坂 幸太郎
マイ・フィールド・オブ・ドリームス―イチローとアメリカの物語マイ・フィールド・オブ・ドリームス―イチローとアメリカの物語
こんなひとがイチローのファンなのでなあ。イチローがアメリカでのファンを評価するのがわかる。フィールとオブドリームスのファンとしてもなかなかおもしろかった。
読了日:04月25日 著者:W.P. キンセラ
超訳『資本論』 (祥伝社新書 111)超訳『資本論』 (祥伝社新書 111)
資本論の原典は読んでいないが、何となく講義で聴いていた剰余価値の部分を思い出した。その上で資本の一般法則まで通して読んだような気持になれた。改めて貨幣と商品の交換を興味深く読めた。その上で現代的な課題にどうか代わるのか、もう少し勉強が必要に思ったが、プレカリアートは今に始まった話ではないことですね。時間にとらわれない超高額な労働者は、どう位置づけられるのだろう。
読了日:04月21日 著者:的場 昭弘
秘密 (文春文庫)秘密 (文春文庫)
読了日:01月02日 著者:東野 圭吾

2011年に読んだ本まとめ
読書メーター

2011年12月 2日 (金)

パンとペンを読む

堺利彦の半生(特に売文社時代に焦点をあてた)大作。作者は先月亡くなられた黒川比佐子さんです。世代的には同世代だが、社会主義や共産党のことにはそれほど関心を宛てず、もっぱら社会主義冬の時代にパンをえるために編集、翻訳、脚本、広告コピーなどのエピソードにはにやっとさせられた。

 社会主義者のルポを今の時代に読む人はすくないかもしれないが、この本は一読する価値がある。君主制廃止を述べるだけで国体の変革を目指すとして犯罪となり死刑となった時代に文書を書くものはこれでもって生活の糧をえるとしながら当時卑下された名称である売文を看板に「売文社」を創設。

 社会主義冬の時代を生きた堺利彦氏に光を当てた本である。堺氏と著名人との関わりも興味深い。夏目漱石、石川啄木、尾崎行雄、与謝野鉄幹、星一(星製薬社長・星新一の父)、松本清張などなどとの関わりのエピソードも大変興味深い。

 親友の幸徳秋水氏がえん罪で虐殺された後も、信念を貫き、娘には棄石埋草(すていしうめくさ)として生きたい」と語ったという晩年のエピソードのような人だから今迄あまり業績に光があたってなかっただろう。もっと評価されていいと思う。

2011年11月20日 (日)

2010年の読書抜粋

読んだ本の数:13冊
読んだページ数:5259ページ

白夜行 (集英社文庫)白夜行 (集英社文庫)
事件の舞台となった中学校も女子校もきっと東野さんの個人的な経験のある情景をモチーフにしているのは間違いない。近くに住んでいるので……。きっと本人の思い入れの強い物語ですね。人間には闇があるが、希望もあるはず。
読了日:12月10日 著者:東野 圭吾
学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書)学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書)
元々小学生向けに話した内容を冊子にしたものだから現代語になるととてもわかりやすい。当時の明治の政治家たちが何を考えていたのかよく分かる。  福沢さんは、当時の時代の先端をはしっていたのだろうから当時に日本人はまだまだ遅れていたのでしょうね。欧米へのあこがれもすでに感じられる。  それにしても中国や朝鮮がヨーロッパ列強に侵略されたことをもって相当バカにしていたのだなあというのがよくわかる内容だな。時代の限界といえばそれまでだが、海舟と比較するとやはり福沢さんは視野が狭いと感じてしまう。海舟をほめすぎか?
読了日:11月20日 著者:福澤 諭吉
ザ・万歩計ザ・万歩計
大阪人、育まれた情景は同じだなあ……
読了日:10月26日 著者:万城目 学
紀文大尽舞 (新潮文庫)紀文大尽舞 (新潮文庫)
読了日:09月19日 著者:米村 圭伍
鹿男あをによし (幻冬舎文庫)鹿男あをによし (幻冬舎文庫)
ドラマ見ていたのでそれなりに楽しく読めた。ドラムのできは良かったですね。塔言うかドラマ見ていたら藤原さんは、やはり天然の女優さんの方が正解のような気がしてきた。
読了日:09月07日 著者:万城目 学
しゃべれどもしゃべれども (新潮文庫)しゃべれどもしゃべれども (新潮文庫)
国分太一さん主演の映画をDVDで見てから原作を読みたくなって読んだです。映画は比較的原作を尊重していて、良かったですが、原作もさわやかです。ごく普通の市井の人々が、何となく分かりあって(分かち合って)それで、生きる力を取り戻すというのは素敵です。丁度家族が病気療養中だったからか感激したのかもしれません。
読了日:07月30日 著者:佐藤 多佳子
鴨川ホルモー (角川文庫)鴨川ホルモー (角川文庫)
京都での学生生活を懐かしく思い出しつつ、おかしな世界だね。
読了日:07月26日 著者:万城目 学
競争と公平感―市場経済の本当のメリット (中公新書)競争と公平感―市場経済の本当のメリット (中公新書)
おーたけ先生はやはり経済学者。非正規も正規もなくすという結論には同感だが、おーたけ先生の議論だと非正規と正規の格差をなくす障害は、正規社員にあるかのようにも読めるが、これは異論あるところ、労働者の格差待遇の維持は競争原理からも根拠付けられているのではないかと思うから議論をする本、なるほどと読むのではいけない本なのでしょう。
読了日:07月19日 著者:大竹 文雄
さまよう刃さまよう刃
読了日:05月02日 著者:東野 圭吾
永遠の0 (講談社文庫)永遠の0 (講談社文庫)
出来すぎのストーリーであるけど、謎解きのような展開にドラマを盛り込む手法で一気に読み、かつ感動できる。構成作家だからなのか。いやいやきっと元となった事実があるのでしょう。だから迫力があるのだと信じたい。作者の才能を感じる本ですね。
読了日:05月02日 著者:百田 尚樹
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだらもし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
マネージメントの解説本としてはユニークですよね。でも後から考えると、高校野球部のめざすものは、みんなに感動を与えることというのは違うような気がするが……。読んでるときは、妙に納得してよんでしまうのですね。これが優勝することにしてしまって勝ってしまうとリアリティがなくなりますものね。
読了日:04月30日 著者:岩崎 夏海
名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語 (光文社新書)名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語 (光文社新書)
絵画をこんな風に鑑賞できるのですね。それにしてもヨーロッパはもともと一つなのですね。各国の血縁関係も分かって興味深いです。ハプスブルク家もおもしろいです。
読了日:04月21日 著者:中野京子
おんみつ蜜姫 (新潮文庫)おんみつ蜜姫 (新潮文庫)
この娯楽時代劇に徹した作者の姿勢が大好きです。密姫の発する「素敵!素敵!」というフレーズも素敵です。コメント不要。読めばおもしろいから皆コメントしていないのだと思います。お読みでない人にお勧めです。シリーズ全部一気読みしてしまった。
読了日:01月11日 著者:米村 圭伍

読書メーター
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2011年6月 7日 (火)

日本の原発政策の源流

赤旗の連載 原発の源流と日米関係 に注目    20110607

 今や米仏に次ぐ世界第三位の原発大国となった裏にはアメリカの戦略があっ
た。
 広島と長崎の記憶が鮮明な時に、日本のような国に原子炉を建設することは
劇的であり、これらの街での大虐殺の記憶から遠ざけるキリスト教徒としての
行いである 米原子力委員会のトーマス・マリー委員 ニューヨーク・タイム
ズ1954年9月22日
 日本の原発政策の源流がビキニ環礁での水爆実験にたいする国際批判に対し
平和利用を印象づけようとする意図の下、被爆国日本での原発推進政策がある
というもの、労働者供給禁止も含め、日本の政策に、アメリカの意図が反映さ
れていることはよく知られているが、1954年というと労働政策では逆コー
スつまり反動が始まった時期であり、原子力政策が平和利用による原爆政策の
批判回避という意図があったとしても不思議ではない。
 日本の政治のアメリカの従属性を強調するのは共産党ならではある。アメリ
カに半ば従属しているか否かはともかく安全性の点検二の次で、アメリカの戦
略を忖度し、協調する意思が原子力政策にあるとしたら、日本の原子力政策は
二重の意味で国民にとって背信的だといえる。赤旗の連載での今後の論証に期
待する。      

2011年6月 5日 (日)

日記を人にみられるのなんて絶対に嫌だ

人に見てもらうために日記なんか書くものかと思う。

だから、このブログは、人に言いたいことを書くことにする。

2007年に一度つくりかけて挫折した。今回も続くかどうか不明だが、まあ、思っていることを記録するつもりで書くことにしよう。